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腸内環境を整えてくれる本格スパイスカレー

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本格的なスパイスカレーが食べられるお店は多くなってきたが7時間煮込んだチキンボーンブロスをベースにしているルーを仕込むお店となると話は別。身延町にあるKICQデトックスカレーでは、厳選素材を手間ひまかけて煮込んだ本格スパイスカレーが召し上がれます。

FEATURING

KICQ デトックスカレー

中部横断自動車道「下部温泉早川」インターチェンジから約5分、国道52号線沿いにある本格スパイスカレー専門店。イートインのほか、テイクアウトや冷凍カレーの購入も可能。

住所:山梨県南巨摩郡身延町飯富1892−1
電話番号:0556-42-9086
営業時間:11:00-14:00
定休日:火曜、水曜

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時間も、身体も、ていねいに。
身延町で愛されるKICQのデトックスカレー

 KICQデトックスカレーは、2022年、身延町にオープンしたスパイスカレーの専門店。カレーは、飼育にこだわった水郷どりを7時間以上(!)煮込んだチキンボーンブロス(鶏ガラスープ)と飴色になるまで炒めた玉ねぎをベースにした、深い旨みとコクが特徴。ボーンブロスには、豊富なコラーゲンやアミノ酸、ミネラルが含まれ、腸内環境を整える効果が期待できるといわれる。小麦粉不使用のグルテンフリーでもあるため、おいしいだけでなく腸活とエイジングケアが期待できるデトックスカレーとして、人気を博している。

スパイスカレーと言っても難しい味ではなく、カレー好きなら誰もが好きな味わいで、一口目からみんなが笑顔になる。

娘の言葉とともにスタートした、新しい人生とカレー。

 この本格スパイスカレーのレシピを考案したのは、2020年に東京から身延町に移住したオーナーの瀧本章子さん。お店をオープンしたきっかけは、最愛の娘さんを病で亡くされたことだという。
「移住の1年前に娘を亡くしました。それまでは飲食とは関係なく会社勤めをしていたのですが、娘を看病しているときに『ママの料理はおいしいから、絶対お料理の仕事をしたほうがいいよ。好きなことをやって人生楽しまなくちゃダメだよ』と言われたことがありました。亡くなってしばらくは何も手につかない状態でしたが、娘のその言葉を受けて、何かやってみようと思えるようになりました」

娘の「好きなことをやって人生楽しまなくちゃ」という言葉が最大のきっかけです!

オーナーの瀧本章子さん。お店は章子さんが、市川三郷町にある冷凍工房は息子さんが切り盛りしている。

行き着いたのは、
家族の記憶に残っていた味。

 まず始めたのは、オンラインの料理教室。当時はコロナ禍で、SNSでのライブ配信などを行ったものの、料理よりも動画の編集が壁となり、早々に断念したという。とはいえ、落ち込んではいられない。「今自分ができること、やりたいことはなんだろう」と、セミナーに参加するなどいろいろなことに挑戦する時期があり、その中で出会った身延町出身の知人から新規事業を手伝ってほしいと声がかかる。
「ゆくゆくは古民家カフェを任せたい」と言われたこともあって、思いきって東京から身延町に家族で移住しました。でも紆余曲折あって、宿泊施設の支配人を任されることになってしまって。1年ほど続けていたのですが、娘から託された言葉もあって、忙しい中でも頭の中で飲食店のイメージをふくらませていました。その中で思いついたのが、子どもたちが小さいときから大好きだったカレーのお店です」

瀧本さんのカレー作りには、みんなに健康になって欲しいという想いが込められている。

ひとつひとつのスパイスをていねいに配合することで生まれる唯一無二の味。

いちばん人気の「本格スパイスカレー」。チキンボーンブロスと有機野菜をベースにしたスパイスカレーと、玄米ターメリックライスのプチプチモチモチ感が◎。他では食べられない豊かな味わい。

腸内環境を整えてくれる
腸活デトックスカレーが誕生

 日本の国民食と言っても過言ではないカレーライス。勉強してきた予防医学の知識をいかした健康志向のメニューにしたいと、スパイスとチキンボーンブロスを使った腸活カレーのレシピをつくりあげた。
「予防医学を勉強して、健康につながる腸内環境の調整をスパイスが担ってくれることがわかり、カレーの素晴らしさを改めて知りました。私のカレーにはクミンとターメリック、コリアンダー、レッドペッパーを使っています。基本的なものですが、コリアンダーは重金属のデトックス効果が期待できるそうなのでちょっと多めになっています。ターメリックライスは玄米8割、白米2割。玄米だけではボソボソとしてしまいますが白米を合わせることでモチモチ感がプラスされていいバランスになりました」

HELLO

(Morning!)

たっぷり食べて、ゆっくり話す。
カレーがつなぐ、やさしい時間

 体にいいデトックスカレーをお腹いっぱい食べてほしいと、ボリュームもたっぷり。冷凍カレーのオンライン販売も行っていて、製造を担当する息子さんが「せっかく頼んでくれた人が届いたときに少ないとかわいそうだ」と考えたことから一食あたりカレー230g、ターメリックライス200gの大盤振る舞いになったと瀧本さんは笑う。
 毎月、地元の人たちや移住者が集ってカレーを食べながらゆっくり話をする「KICQ会」なるものも、ゆるゆると続いている。たくさんの人に囲まれて笑顔でカレーをつくる瀧本さんの姿に、娘さんもきっと喜んでいるにちがいない。

店名の「KICQ」は実は愛犬の名前です(笑)

オンラインで販売もしている冷凍カレー。ターメリックライスもあるので、湯煎で温めればすぐに食べられるのでストックしておくと重宝。

お店の3周年記念に常連さんたちがつくってくれた寄せ書き。小さい子から年配まで、地域の多くの人に愛されている様子が見てとれる。

エコバック、マグカップなどのオリジナルアイテムがチャーミング。

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