さまざまな体験を通して、身延町西嶋地区に根付く和紙の文化を学べる「道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク」。オリジナルの和紙グッズを仕立てたり、身延ならではの郷土料理に舌鼓を打ったり。ここには、身延の豊かな魅力に触れ、好奇心がくすぐられるひとときを過ごせる多彩な楽しみが詰まっています。受け継がれてきた伝統の温もりに触れに、ぜひ一度、足を運んでみませんか──?
Featuring
道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク
身延町西嶋地区にある、地域の文化をまるごと楽しめる総合テーマパーク。和紙作りを体験できる「かみすき館」を中心に、地域の人と交流できる「ふれあい館」、山梨の郷土料理を味わえる「たべもの館」、そして開放感あふれる「みんなの広場」の4つのエリアで構成。大人も子供も遊びながら、日本の伝統と身延の魅力を肌で感じられるスポット。
住所:山梨県南巨摩郡身延町西嶋345
電話番号:0556-20-4555
営業時間:かみすき館・ふれあい館・たべもの館:9:00~17:00(※食事処は11:00~15:00)
定休日:火曜(祝日の場合は翌水曜)
HELLO
(Culture)
西嶋地区に息づく手漉き和紙の文化
450年以上の歴史を持つ手漉き和紙の文化が、今もなお息づく身延町西嶋地区。そのはじまりは戦国時代の1571年に望月清兵衛(せいべえ)という武士が和紙の製法を学び、その技術をふるさとの西嶋に持ち帰ったことに遡る。これを当時の国主・武田信玄に献上したところ、信玄はとても喜び、清兵衛を紙の役人に任命。それを機に、この地で和紙づくりが盛んになっていったという。現在も西嶋地区には、手漉き和紙や書道用紙をつくる工房が点在している。そんな歴史ある和紙文化を楽しみながら学べるのが、「道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク」だ。
ただ見るだけでなく、実際に触れて、食べて、遊んで。五感を使って身延の魅力を発見できるのがかみすきパークの自慢です。歴史に触れた後は、ぜひ個性豊かな4つのエリアを巡って、自分に合った楽しみ方を見つけてみてください。
Experience
作って、書いて。自分だけの一枚を。
2025年4月にリニューアルオープンしたこの場所に広がるのは、「かみすき館」「ふれあい館」「たべもの館」「みんなの広場」の4つのエリア。なかでも、ここへ来たら外せないのが「かみすき館」での和紙漉き体験だ。うちわやランプシェードなど、自分だけのオリジナル和紙グッズを仕立てることができる。柔らかくしっとりした質感が特徴の西嶋和紙は墨の発色が良く、古くから書道用紙として愛用されてきた。そんな西嶋和紙に実際に筆で試し書きができるコーナーもあり、その書き心地を確かめられる。また、和紙を使ったアイテムを多数取り揃えたギフトショップも併設されている。
和紙漉き体験は職人さんが丁寧にサポート。初心者の方もお子さまも安心して楽しめる。
作ったうちわは旅の思い出に。
西嶋の書道和紙の書き心地を体験。和紙を自分で選ぶのも楽しみのひとつ。
ギフトショップには、ポストカードなどおみやげにぴったりなアイテムがずらり。
Eat & Play
伝統のとなりにある、賑わいの場所。
身延の“今”を味わい尽くす
たっぷり手を動かしてお腹が空いたら、向かいの「たべもの館」へ。ここでは、身延町特産のあけぼの大豆などを使った郷土料理を味わえるほか、併設の農産物直売所では朝採れ野菜やフルーツ、ゆばといった山梨ならではの特産物を購入できる。さらに、身延の文化を深く知る「ふれあい館」や、子供たちがのびのび遊べる「みんなの広場」も隣接しており、一人ひとりに合った過ごし方ができる。そんな多彩な楽しみが詰まっているのも、かみすきパークの大きな魅力だ。
実は竹炭も身延の特産品。そんな竹炭を練り込んだお蕎麦と、ゆば刺身の定食は、身延の食の魅力を一度に味わえる大満足のセット。
人気のにしじま味噌ラーメン。あけぼの大豆を使用した味噌で仕上げられた、優しい味わいの一杯。
大粒で甘みが強いのが特徴のあけぼの大豆。
身延のゆばは、日蓮聖人が身延山在山中に、弟子が大切な師の栄養源として作っていたのがはじまりといわれている。
ふれあい館では定期的にイベントや企画展を開催。地域の交流の場にもなっている。
パークの奥に広がる遊具コーナー。子供が外で思いっきり遊べるのも嬉しい。
Sensory Memory
今の時代だからこそ、体験することに意味がある
その地域ならではの特産品を購入したり、郷土料理を味わったり。そんなイメージを持つ人が多い道の駅という場所において、かみすきパークが何より大切にしているのは、体験を通して地域の文化に触れることだ。五感に残る記憶を大切にしてほしいという想いが、この場所には流れている。
そんなかみすきパークは、2026年3月に一部リニューアルを予定。農産物直売所をふれあい館へ移設し、野菜やフルーツに加え、新たに海産物などの販売もスタートするという。伝統を守りながら、新しい楽しみを積み重ねていくかみすきパーク。日本の文化が持つ真の魅力に、あなたも触れてみませんか。
今の時代、スマートフォン一つで何でも完結してしまいますが、実際に足を運ぶことでしか得られない価値があると思っています。和紙を漉く時の水の冷たさや音、墨の香り。そうした五感で味わう"なにか"を、訪れた人それぞれに持ち帰っていただけたら嬉しいです。
さまざまな体験を通して、身延町西嶋地区に根付く和紙の文化を学べる「道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク」。オリジナルの和紙グッズを仕立てたり、身延ならではの郷土料理に舌鼓を打ったり。ここには、身延の豊かな魅力に触れ、好奇心がくすぐられるひとときを過ごせる多彩な楽しみが詰まっています。受け継がれてきた伝統の温もりに触れに、ぜひ一度、足を運んでみませんか──?