THEME:

早川から身延まで。歴史を体感。

南山梨には、いまも静かに受け継がれている歴史や文化がある。まずは「赤沢宿」で、江戸時代から続く宿場町の街並みを散策。石畳の参道と古い家並みを歩くと、かつて身延山へ向かう参拝者で賑わった時代の面影が感じられる。次に訪れるのは、早川町のジビエ処理加工施設。地元の猟師が仕留めた鹿や猪を丁寧に扱い、命の恵みをロースト丼やしゃぶしゃぶで深く味わう。さらに「にしじま和紙の里 かみすきパーク」では、伝統の和紙づくりを通じて地域の暮らしの息吹に触れる。旅の締めくくりは、深い山あいに佇む「ヘルシー美里」へ。中学校の校舎を再生したこの宿には、どこか懐かしい風景の中に、心潤す温泉と専門ガイドが案内する自然体験プログラムが待っている。歴史、食、文化、そして自然。南山梨の奥深い魅力を分かち合い、心身を解きほぐす旅へ。

SPOT 01 AM 10:00

赤沢宿

静かな山の気配の中で、石畳を歩く。

地図で見ると小さな集落だけれど、実際に歩いてみると、この町の空気はまったく違う。石畳の坂道、古い家並み、静かな山の気配。赤沢宿は、日蓮宗の総本山・身延山久遠寺と、七面山の敬慎院(けいしんいん)を結ぶ参詣道の宿場として栄えた場所で、「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されている。中世のころから続く巡礼の道を、いま自分の足で歩いていると思うと、景色の見え方も少し変わってくる。まずは南アルプスプラザ総合案内所(早川町観光協会)でマップをもらおう。赤沢宿は、歩いてこそ面白い町。細い路地や石段、昔の家並みを眺めながらゆっくり散策すると、この宿場町がどんな場所だったのか、少しずつ見えてくる。時間があれば、ガイドツアーに参加してみるのもおすすめだ。

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赤沢宿

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INFO

中世のころから聖地身延山と霊場七面山とを結ぶ参道の宿場として知られた宿場町。中部横断道六郷ICから国道52号経由で約30分。日蓮宗の総本山である、身延山久遠寺と、七面山の敬慎院を結ぶ参詣道にある宿場。町を歩きながら案内してもらえるガイドツアーなども行っている。赤沢宿をより深く楽しむために、まずは「南アルプスプラザ総合案内所(早川町観光協会)」へ。マップをもらって、散策スタート。

住所

山梨県南巨摩郡早川町高住650(南アルプスプラザ総合案内所(早川町観光協会))

電話番号

0556-48-8633

営業時間

9時〜17時

定休日

年末年始以外無休

SPOT 02 PM 12:00

早川町ジビエ処理加工施設

早川町で新鮮なジビエを食べる。

古い赤沢宿の街並みを歩いたあとは、せっかく早川町まで来たならジビエを食べてみたい。そう思って立ち寄ったのが「早川町ジビエ処理加工施設」。ここでは町に生息する鹿や猪を捕獲し、処理・加工から販売までを一貫して行っている。鹿を仕留めるのは、曾祖父の代から猟師を営む望月秀樹さん。併設されたミニレストラン「やまと」でロースト丼を食べてみると、これが驚くほど美味しい。臭みはほとんどなく、肉はやわらかくて旨味が濃い。いわゆるジビエのイメージが、いい意味で少し変わってしまうかもしれない。山の自然の中で育った肉を、その土地で食べる。そんなシンプルな体験が、旅の記憶をぐっと濃くしてくれる。

あつあつのしゃぶしゃぶも絶品。

直売所には新鮮なソーセージなどがずらり。旅のお土産にもぴったり。

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早川町ジビエ処理加工施設

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INFO

平日のレストランは予約制となっております。当日9時までにご連絡ください。また、イベント等により不在の場合もございますので、事前に電話で確認のうえ、ご来店いただけますと幸いです。

住所

山梨県南巨摩郡早川町草塩503

電話番号

0556-48-8086

営業時間

<直売所>10:00~18:00、<レストラン>11:30~17:00

SPOT 03 PM 14:00

道の駅 にしじま和紙の里
かみすきパーク

自分の手で、和紙を漉いてみる。

旅の最後は、少しだけ手を動かして伝統を体験してみよう。身延町西嶋地区にある「道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク」は、地域の文化を体験しながら楽しめる場所。施設の中心にある「かみすき館」で、職人に教えてもらいながら紙すきに挑戦してみる。水の中で繊維をすくい上げる作業はシンプルだけれど、やってみると意外と奥が深い。そのほかにも、地元の人たちと交流できる「ふれあい館」や山梨の郷土料理を味わえる「たべもの館」、開放感のある「みんなの広場」など、ゆっくり過ごせる場所がいくつもある。南山梨のさまざまな文化に触れながら、今日の旅の時間をゆっくりと締めくくる。そんな過ごし方が似合う場所だ。

「かみすき館」では書道体験もできる。西嶋の書道用紙の書き心地を確かめてみて。

身延の食の魅力がぎゅっと詰まった、竹炭蕎麦とゆば刺身の定食。

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道の駅 にしじま和紙の里
かみすきパーク

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INFO

400年以上続く西嶋和紙の文化に触れられて、伝統的な和紙づくりを体験できる複合施設。紙すき体験や展示、ショップ、レストランなどが揃い、地域文化を五感で楽しめる。

住所

山梨県南巨摩郡身延町西嶋345

電話番号

0556-20-4555

営業時間

かみすき館・ふれあい館・たべもの館:9:00~17:00(※食事処は11:00~15:00)

定休日

火曜(祝日の場合は翌水曜)

SPOT 04 PM 17:00

ヘルシー美里

古き良き木造校舎の面影を感じる宿へ。

南山梨の文化をゆっくりと体験したあとは、木造校舎の面影を残す温泉宿「ヘルシー美里」へ。旧早川北中学校の校舎を活用したこの施設は、板張りの本館と林の中のコテージを備え、静かな時間の中でゆったりと滞在できる。南山梨らしい伝統文化の余韻を感じながら、ゆっくりと温泉で体を休めてみよう。さらに、常駐スタッフによる自然体験プログラムも充実しているので、翌日は丸一日美しい自然の中に身を委ねてみてはいかが? 長期滞在も可能で、ペットと泊まれるコテージも用意されているのもうれしい。

古代の湧水に由来する弱アルカリ性のお湯が肌にやさしい温泉。

付近の「南アルプス邑野鳥公園」を拠点に「人と自然とのつながり」をテーマに様々な自然体験を実施している。

INFO

懐かしさを感じる本館に加え、高台にある温泉では四季の景色を眺めながらゆったりと過ごせる。食堂や研修室、体育館、テニスコート、グラウンドなど設備も充実し、合宿や研修にも最適。木立の中のコテージではペット同伴の滞在も可能で、自然とともに静かな時間を楽しめる。

住所

南アルプス邑野鳥公園
山梨県南巨摩郡早川町黒桂651

電話番号

0556-48-2621

定休日

火曜日

SOUVENIR

ミニチュア半紙一〆

富士川の水に育まれ、武田信玄の時代から続く和紙の産地・身延町西嶋。山叶製紙がつくる「ミニチュア半紙一〆」は、書道用半紙の梱包をそのまま小さくしたユニークな紙のセット。きなり色の「自今」、白さの美しい「初雪」、自然な色味の「銀杏」、厚手でタフな「富士川」の4種類が各100枚入り。メモや一筆箋、ちょっとしたスケッチや書道の下書きにも。いつもの机の上で気軽に和紙の手触りを楽しめます。

DATA:

道の駅 にしじま和紙の里かみすきパーク
409-3301 山梨県南巨摩郡身延町西嶋345

バードコール

森の中で小鳥のさえずりのような音を響かせる、小さな道具「バードコール」。木片に金属のネジをねじ込み、こすり合わせることで「キュッ、キュッ」と鳥の声に似た音が生まれます。この音に誘われて野鳥が近くにやってきます。バードウォッチングやハイキングの途中で鳴らしてみると、森との距離がぐっと近くなる感覚も。自然と遊ぶための、シンプルで楽しい小さな道具です。

DATA:

南アルプス邑野鳥公園
山梨県南巨摩郡早川町黒桂651

南山梨には、いまも静かに受け継がれている歴史や文化がある。まずは「赤沢宿」で、江戸時代から続く宿場町の街並みを散策。石畳の参道と古い家並みを歩くと、かつて身延山へ向かう参拝者で賑わった時代の面影が感じられる。次に訪れるのは、早川町のジビエ処理加工施設。地元の猟師が仕留めた鹿や猪を丁寧に扱い、命の恵みをロースト丼やしゃぶしゃぶで深く味わう。さらに「にしじま和紙の里 かみすきパーク」では、伝統の和紙づくりを通じて地域の暮らしの息吹に触れる。旅の締めくくりは、深い山あいに佇む「ヘルシー美里」へ。中学校の校舎を再生したこの宿には、どこか懐かしい風景の中に、心潤す温泉と専門ガイドが案内する自然体験プログラムが待っている。歴史、食、文化、そして自然。南山梨の奥深い魅力を分かち合い、心身を解きほぐす旅へ。

SPOT 01

赤沢宿

SPOT 02

早川町ジビエ処理加工施設

SPOT 03

道の駅 にしじま和紙の里かみすきパーク

SOUVENIR 01

ミニチュア半紙一〆

SOUVENIR 02

バードコール

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