大自然に包まれて、心も身体もリフレッシュしたい!
そんなときは、山梨県から富士山を眺めてみませんか?
山梨県には富士山の絶景スポットがいっぱい!
なかでも富士五湖周辺では、心癒やしてくれる「花々をまとった富士山」や、リフレッシュに最適な「ハイキングコースからの眺望」など、色々な表情の富士山を楽しむことができます。
ということで今回は、そんな富士五湖周辺の「富士山の絶景スポット20選」をご紹介します!(※)
エリア別に各スポットの特徴や、アクセス方法、駐車場情報もまとめています。ぜひ参考に足を運んでみてくださいね。
(※)掲載情報は変更になっている可能性があります。必ず現地・施設・ウェブサイト等で最新情報をご確認の上、ご来訪ください。
INDEX
山梨県から見る富士山とは?
世界に誇る日本のシンボル「富士山」。
東西南北、どこからでも雄大で流麗な姿を見せてくれますが、特に”美しく整って見える”と言われるのが北側の「山梨県から見る富士山」なんです。
その最大の特徴は「均整の取れた左右対称の山影」。フラットな山頂と、左右へと均等に広がる稜線が織りなすスマートな姿は、いつの時代も多くの人々を魅了してやみません。
今回ご紹介する「富士五湖周辺」では、そんな山梨の富士をさらに美しく、さらに神秘的に、そしてさらに楽しく見ることができます。
例えば…
- 澄んだ湖畔に鏡写しになった芸術的な姿
- 季節の花々や紅葉をまとっておめかしした姿
- 歴史を感じさせるかやぶき屋根民家や五重塔との競演
- 青木ヶ原樹海を従えたワイルドな一面
- ときには特大ブランコに乗って空中から眺めたり!?
などなど。まだ見ぬ新しい富士山があなたを待っています!
さっそく以下、エリア別にオススメのスポットを見ていきましょう。
富士山を間近に!富士五湖周辺の絶景スポット20
山中湖エリア
富士五湖の東端。もっとも富士山に近く、間近にその姿を見ることができるのが山中湖。白鳥の越冬地としても知られ、「白鳥の湖」とも呼ばれる、富士五湖を代表する景観地です。
■花の都公園(山梨県南都留郡山中湖村)
山中湖エリアでもとりわけ人気なのが「花の都公園(はなのみやここうえん)」。お花好きならぜひ押さえておきたい癒しのビュースポットです。
園内には、チューリップ(春)、ヒマワリ(夏)、コスモス(秋)など季節の花々が咲き誇ります。ここで楽しめるのが、雄大な富士山とのカラフルなコラボレーション。
施設中央にある「花の都大橋」からは、広大な花畑と富士山をまとめて一望できます。色鮮やかで可憐な花々と、青空に映える堂々とした富士の姿のコントラストにはきっと誰もが息をのむはず。
富士山を見るのみならず、フラワーパークとしてもオススメな名所です。
WEBサイト http://www.hananomiyakokouen.jp/ 住所 山梨県南都留郡山中湖村山中1650 営業時間 8:30~17:30 ※季節により異なります アクセス <車の場合>
東富士五湖道路(山中湖IC)から約5分
<バスの場合>
・富士急行線 富士山駅からふじっ湖号で約30分
・JR御殿場線 御殿場駅から富士急路線バス 50分駐車場 普通車約220台(300円)大型車20台(1,000円)※いずれも平常時 備考 一部区画の利用は有料です。詳しくは公式サイトをご覧ください。
■長池親水公園(山梨県南都留郡山中湖村)
山中湖の北岸を走るマリモ通り(国道729号)。その道中にあるのが「長池親水公園(ながいけしんすいこうえん)」です。
この公園は、ちょうど山中湖の中央に位置しており、”左右均等に広がるシンメトリーな山中湖の向こうに、さらに左右対称の美しいシンメトリーな富士山”という、いわば「ダブルシンメトリー」な景色を見ることができます。
湖岸に沿ってサイクリングロード(遊歩道)が整備されているので、お気に入りの角度を探して写真を撮ってみてはいかがでしょうか。11月中旬と2月初旬には、富士山の頂上に沈む夕日が湖畔に映る「ダブルダイヤモンド富士」も鑑賞できますよ。
関連サイト https://lake-yamanakako.com/spot/10351 住所 山梨県南都留郡山中湖村平野3222番地先 アクセス <車の場合>
・東富士五湖道路 山中湖ICから約5分
<バスの場合>
・富士急行線 富士吉田駅よりふじっ湖号で約30分駐車場 普通車80台(無料)
■山中湖パノラマ台(山梨県南都留郡山中湖村)
山中湖を東に抜け、三国山へ向かう途中にあるのが「山中湖パノラマ台」です。
小さな展望台であまり動きまわることはできませんが、山中湖全体と富士山を同時に眺めるエリア屈指のビュースポットとして知られています。その景色はまさに壮観。右手には山中湖の湖岸が形作る美しい曲線、左手には富士山麓の雄大な自然。そして、その向こうに凛とただずむ富士山の姿。大自然が織りなす神秘的で芸術的な景色を堪能することができます。
冬季の路面凍結には注意が必要ですが、車でも簡単に立ち寄ることができるアクセス性の高さも魅力的。山中湖エリアに来たなら、ぜひ立ち寄っておきたい名所だといえます。
関連サイト https://lake-yamanakako.com/spot/10348 住所 山梨県南都留郡山中湖村平野514 アクセス 東富士五湖道路 山中湖ICから車で約20分 駐車場 普通車10台(無料) 備考 冬季は冬用タイヤ必須です
■山中湖交流プラザきらら(山梨県南都留郡山中湖村)
なるべく整った環境で富士山を眺めたい!そんな方にオススメなのが「交流プラザきらら」です。
山中湖東岸に広がる大型施設で、敷地内には清潔で大きなトイレや、子どもが遊べる遊具、休憩所を完備。比較的混雑も少なく、落ち着いた快適な環境で、間近に富士山を眺めることができます。
湖岸にそって広がる桟橋風の遊歩道からは、真正面に大きく富士山が見え、条件が良ければ山中湖の水面に富士山が映り込む「逆さ富士」が見られることも。
関連サイト http://www.kirarayamanakako.jp/ 住所 山梨県南都留郡山中湖村平野479-2 営業時間 8:30~17:00 アクセス <車の場合>
・東富士五湖道路 山中湖ICから約15分
<バスの場合>
・富士急行線 富士山駅からふじっ湖号で約45分
「山中湖交流プラザ前」下車駐車場 普通車:約200台(300円)
大型車:6台(1,000円)
※いずれも平常時備考 コンサートやスポーツイベント会場としても利用されています。
スケジュールを確認してから向かうのがオススメです。
■平野の浜(山梨県南都留郡山中湖村)
山中湖の東北に位置する、”絶景なのに人が少ない”穴場のスポットが「平野の浜」です。先ほどご紹介した「交流プラザきらら」のすぐ近くにあります。
平野の浜の最大の特徴は、砂浜まで車やバイクで乗り入れられるところ。愛車とともに富士山の写真を撮ることができるので、バイクや自動車の愛好家の方からフォトスポットとして人気を集めています。
もちろん景観も抜群。さえぎるものも少なく、真正面に大きな富士山の姿を望むことができます。
比較的、人も少ないので、落ち着いて富士山を鑑賞したい方にピッタリです。
住所 山梨県南都留郡山中湖村平野13 アクセス <車の場合>
東富士五湖道路 山中湖ICから約15分
<バスの場合>
富士急行線 富士山駅からふじっ湖号で約45分
「山中湖平野」下車後、徒歩5分駐車場 浜に駐車(無料)
河口湖(北)エリア
富士五湖の最北端、富士山の真北にあるのが河口湖です。
夏にはラベンダー、秋には紅葉と四季折々の風景とともに、真正面の富士山を眺めることができます。
■大石公園(山梨県南都留郡富士河口湖町)
富士山を真正面から見るなら、「大石公園(おおいしこうえん)」は外せません。
この公園は、富士山のちょうど真北という最高のロケーションにあり、文字通り「真正面」から富士の姿を鑑賞できます。
たいへん見晴らしもよく、美しい写真が撮れることから、北岸エリアを代表する人気スポットとして多くの観光客で賑わっています。
また、ラベンダーの名所としても有名です。6月下旬〜7月中旬にかけてはハーブフェスティバルが開催されます。一面に広がるラベンダーバイオレットに浮かび上がる富士山は、まさに絶景です。
花々の心地よい香りに包まれ、しばし日常を忘れてみては。
ちなみに園内の自然生活館では、ジャム作り体験も楽しめますよ。
関連サイト http://www.fkchannel.jp/naturelivingcenter/oishipark/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585 営業時間 9:00~18:00
※季節によって異なります。アクセス <車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICから約15分
・東富士五湖道路 富士吉田ICから約15分
<バスの場合>
・富士急行線 河口湖駅から富士五湖周遊バス(レッドライン)で
約30分「河口湖自然生活館」下車駐車場 普通車約50台(無料)
■富士河口湖もみじ回廊(山梨県南都留郡富士河口湖町)
紅葉の季節に富士五湖を訪れるなら、ぜひ「河口湖もみじ回廊」にお立ち寄りください。
黄色や赤に色付いたもみじは、まるで富士山を照らす花火のよう。赤に染まる富士の姿は、一度見たらもう忘れられないほどの美しさです。オススメの時期は10月下旬から11月中旬頃。例年「紅葉まつり」が開催されており、紅葉のライトアップが行われます。
「マジックアワー」とも呼ばれる日没直前の数十分間、薄暗い空にぼんやりと浮かぶ富士山と、明るく照らされた紅葉の織りなす、幻想的なコラボレーションは必見です。
関連サイト https://kawaguchiko.net/event/fujikawaguchiko-momijimatsuri/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口 アクセス <車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICから約10分
・東富士五湖道路 富士吉田ICから約15分
<バスの場合>
・富士急行線 河口湖駅から富士五湖周遊バス(レッドライン)で
約20分「久保田一竹美術館」下車駐車場 イベント開催時のみ臨時駐車場が開放(有料)
※通常時は周辺の有料駐車場をご利用ください。
■河口浅間神社「天空の鳥居」(山梨県南都留郡富士河口湖町)
河口湖の北東にある「河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)」。その裏山を30分ほど登ったところにひっそりとただずむのが「天空の鳥居」です。
この鳥居は2019年に富士山をまつる遥拝所(ようはいじょ:遠くから神仏を拝む場所のこと)として設置され、向こう側に富士の姿を拝めることからビュースポット兼パワースポットとして近年人気を集めています。
鳥居越しにみる富士山は見事なまでに神々しく、改めてその存在の大きさを感じさせてくれます。
行楽として眺める「富士山」も良いですが、「霊峰富士」として手をあわせてみるのも良いかもしれませんね。※由緒ある神社です。お参りの作法は守るようにしましょう。
関連サイト https://asamajinja.or.jp/https://torii-web.jimdosite.com/ 住所 <河口浅間神社>
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1
<天空の鳥居>
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1119-2アクセス 鳥居までは河口浅間神社から歩いて30分。
河口浅間神社までは以下のとおり。
<バスの場合>
富士急行線 河口湖駅から富士急山梨バス
河口湖駅~甲府駅線「河口郵便局前」下車徒歩3分
<車の場合>
中央自動車道 河口湖ICから約20分駐車場 ・普通車30台(無料)
・大型車5台(無料)備考 スマホ以外の写真撮影を行うには、応援会の加盟が必要です。
■天下茶屋(山梨県南都留郡富士河口湖町)
太宰治や井伏鱒二ら多くの文豪たちを魅了した富士山がここにあります。
河口湖の北にある御坂峠(みさかとうげ)。その旧道である「御坂みち」にひっそりと店を構える「天下茶屋(てんかぢゃや)」は、河口湖と富士山を一望できる景勝地。その眺めの良さから「天下一茶屋」「富士見茶屋」とも称されています。
茶屋の二階には太宰治が滞在した部屋を再現した「太宰治文学記念室」、また建物のすぐ近くにも太宰の記念碑があり、純文学ファンの胸を踊らせます。
名物の絶品ほうとう鍋に舌鼓を打ちつつ、太宰治が愛した富士の姿に思い馳せてみては。
関連サイト http://www.tenkachaya.jp/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口2739 営業時間 10:00~17:00 アクセス <車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICから約30分
<電車・バス>
・富士急行線 河口湖駅から富士急バス「天下茶屋行き」で約30分
※バスは午前中に数本のみ。冬季運休。
富士急行のWEBサイトをご確認ください。駐車場 普通車10台(無料)
河口湖(南)エリア
河口湖の南岸にはわくわくがいっぱいです。「驚きのアトラクション」から眺めるもよし、「カフェのソファ」に腰掛けてゆったり鑑賞するもよし。新しい富士山の楽しみ方ができますよ。
■富士山パノラマロープウェイ(山梨県南都留郡富士河口湖町)
カップルやファミリーで楽しみつつ富士山を見るなら、河口湖南岸の「富士山パノラマロープウェイ(天上山公園)」がピッタリ。
ハート型のオブジェ越しに富士山を映す「天上の鐘」や、空中散歩を楽しめる「絶景パノラマ回廊」、標高1110mの崖から飛び出すかような展望台「武田信玄の戦国広場 絶景やぐら」など、思い出に残る写真撮影や、スリリングなアトラクションを体験することができます。
特に注目なのが、2021年に登場した「カチカチ山絶景ブランコ(有料)」。特大ブランコをこぎ出せば、気分はまるで富士山に向かって飛び込むかのよう。
ここでしか味わえない、新しい富士山の楽しみ方ができますよ。
関連サイト https://www.mtfujiropeway.jp/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1 営業時間 平日:9:30~16:00
土休日:9:30~17:00アクセス <車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICから約10分
<電車の場合>
・富士急行線 河口湖駅から徒歩約15分駐車場 普通車13台(無料) 入場料・料金 <ロープウェイチケット(往復)>
おとな900円 こども450円
<絶景ブランコ>
1人500円備考 駐車場満車時は、湖畔沿いの無料駐車場が利用できます
■ふじさんデッキ 光と雲の展望台(山梨県南都留郡富士河口湖町)
アウトドアもいいけど、カフェでくつろぎながら間近で富士山を鑑賞したい!
そんな贅沢な願いを叶えてくれるのが「ふじさんデッキ 光と雲の展望台」。河口湖の湖畔から南へ約1キロほどのところにあります。「富士山を日本一キレイに見ることができる、高さ13メートルの展望台」として、「ハーブ庭園 旅日記」内に2018年にオープン。施設内「コノハナサクヤカフェ」は一面ガラス張りになっており、眼前に富士山の大パノラマを眺めながら自慢のハーブティやスイーツを味わうことができます。
またカフェ以外にも、富士山観賞用のプレミアムシート付きデッキや、富士山にズームできる高性能望遠鏡、富士山写真家・大山行男氏のギャラリーも併設。
ゆったりとくつろぎながら富士山を鑑賞できる、河口湖の新名所です。
関連サイト https://herb-fuji.com/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津1996 営業時間 ハーブ園:9:00〜18:00(最終入園17:30)
ふじさんデッキ:10:00〜17:00アクセス <車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICから約5分
・東富士五湖道路 富士吉田ICから約10分
<電車の場合>
・富士急行線 河口湖駅からタクシーで約10分駐車場 ・普通車300台(無料)
・大型10台(無料)入場料・料金 ふじさんデッキ入園料
おとな500円、こども300円
※ハーブ園は入園無料
西湖エリア
富士五湖の中央に位置する「西湖(さいこ)」は、原生林・青木ヶ原樹海に囲まれたワイルドなエリア。スポットは少ないながらも、それぞれに大自然の個性を感じることができる必見のスポットです。
■西湖根場浜(山梨県南都留郡富士河口湖町)
西湖で富士山を見るなら、ズバリ「根場浜(ねんばはま)」がオススメです。
西湖の西岸に位置するこの場所では、奥行きを感じさせる、立体的で美しい富士の姿を捉えることができます。まず手前右側にのびるのが青木ヶ原樹海。その奥左側にのびるのが足和田山。そしてそのさらに向こう真正面に堂々とそびえる富士山。人工的に計算したのでは、と疑いたくなるほど見事なバランスで重なり合っています。
大自然が織りなすアートのような風景を、ぜひ間近で体験してみてはいかがでしょうか。
車でもアクセスしやすいのも嬉しいポイントです。ちなみに、すぐ近くには「いやしの里根場」もあります。ここは戦国時代から形成されていたと言われる根場集落を再現した野外博物館。20軒を超えるかやぶき屋根の古民家が建ち並び、ほうとうなど山梨グルメや、体験型アクティビティ、お買い物を楽しむことができます。一緒に立ち寄ってみては。
関連サイト https://www.yamanashi-kankou.jp/viewpoint/pub/pvp051.html 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖 アクセス <バスの場合>
富士急行線 河口湖駅より西湖・青木ヶ原周遊レトロバスで40分
「西湖いやしの里根場」下車 徒歩5分
<車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICより約20分
・東富士五湖道路 富士吉田ICより約22分駐車場 普通車28台 大型車2台
■紅葉台展望レストハウス(山梨県南都留郡鳴沢村)
紅葉の時期、ハイキングがてら富士山を眺めるなら西湖南方の展望台「紅葉台展望レストハウス」を目指してみるといいかもしれません。
ふもとの駐車場から、赤・黄・緑に彩られた木々のトンネルを歩くこと約30分。正面には富士山と青木ヶ原樹海。背後には本栖湖、精進湖、西湖が見渡せる絶景の展望台があなたを待っています。
少し足をのばせば、これまた360度特大パノラマの「三湖台」にもアクセスできます。レストハウスではどんぶりや麺類といった簡単な食事を取ることもできますので、休憩しつつ向かってみては。
※車でも行けますが、すれ違いができないほど道路は狭く、かつ未舗装です。ふもとから歩いて行くのがオススメです。
関連サイト https://www.narusawa-kanko.jp/koyodai.html 住所 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢8527 営業時間 8:30~17:30 アクセス 中央自動車道 河口湖ICより車で約15分
レストハウスまではふもとの駐車場より登山で30分駐車場 乗用車数十台程度(無料) 入場料 おとな200円、こども150円 備考 レストハウスへ向かう道路は狭く、未舗装です。
車で直接向かうのはオススメしません。
精進湖エリア
富士五湖で最も小さく、かつ個性的な形をしているのが「精進湖(しょうじこ)」。比較的、波が少なく水面が穏やかなので「逆さ富士」が見えやすいスポットと言われています。
■他手合浜(山梨県南都留郡富士河口湖町)
精進湖で随一とも言われるフォトスポットが「他手合浜(たてごうはま)」です。
湖の北岸に位置し、対角線上に雄大な富士の姿をとらえることができます。この場所では富士山の手前に大室山が重なる、通称「子抱き富士」を見ることができます。富士五湖でも屈指の景観と言われ、多くの観光客やフォトグラファーの心をつかんで離しません。
また、湖面に富士山を映す「逆さ富士」が撮影しやすいスポットとしても知られています。
関連サイト https://www.fujisan-kyokai.jp/viewspot50/308 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町精進483 アクセス <車の場合>
・中央自動車道 河口湖ICから約30分
・東富士五湖道路 富士吉田ICから約35分
<バスの場合>
・富士急行線 河口湖駅より「鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス」で
約40分「子抱き富士ビューポイント」下車駐車場 ・普通車約50台(無料)
・大型車約5台(無料)
■精進パノラマ台(山梨県南都留郡富士河口湖町)
せっかく富士山に来たのだからハイキングも楽しみたい。そんなときは「精進パノラマ台」を訪ねてみてはいかがでしょう。
「精進パノラマ台」は、精進湖と本栖湖のちょうど間に位置する展望台。青木ヶ原樹海を眼下に雄大な富士の姿を眺望する、緑のビュースポットです。
駐車場から展望台までは歩いて1時間強ほどの登山コース。山道で勾配もありますが、登りやすいよう整備もされており、初心者でも安心してトライできます。
山を登り終えた先では、富士と青木ヶ原樹海の大パノラマがお出迎え。達成感とともに絶景にひたってみては。(富士五湖を眺めることもできますよ)
関連サイト https://shojiko-kanko.com/trekking/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町精進 アクセス <車の場合>
中央自動車道(河口湖IC)から車で約25分
<バスの場合>
富士急行線 河口湖駅より「鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス」で
約45分「パノラマ台下」下車※いずれもハイキングコース入口まで駐車場 登山道の入口付近に普通車数台 (無料)
本栖湖エリア
そもそも水質の良い富士五湖の中でも、群を抜く透明度を誇るのが「本栖湖(もとすこ)」です。
最大水深はなんと120mを超え、容量は河口湖の5倍以上を誇ります。
■中ノ倉峠展望地(山梨県南巨摩郡身延町)
千円札裏面のモデル「湖畔の春(岡田紅陽)」の撮影地が、ここ「中ノ倉峠(なかのくらとうげ)」です。
展望地までの登山道は30分ほどのハイキングコース。急斜面の山道で、決してラクなアクセスではありませんが、「お札と同じ富士山が見られる」ということで、多くの観光客や写真家が立ち寄る人気のビュースポットになっています。
けわしい山道を30分かけて登るのはちょっと…という方は、ふもとの観光案内所近く「本栖湖展望公園」がオススメ。湖畔近くから富士を眺めることができますよ。
ちなみにすぐ近くにはアニメゆるキャン△の聖地「洪庵キャンプ場」もあります。
関連サイト https://www.town.minobu.lg.jp/camera/ 住所 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉川尻2926 アクセス 中央自動車道(河口湖IC)から車で約30分 駐車場 登山道の入口付近に普通車約20台(無料) 備考 歩きやすい靴を履くなど、しっかり準備をして臨みましょう
■富士本栖湖リゾート(山梨県南都留郡富士河口湖町)
フォトジェニックな富士山といえば「富士本栖湖リゾート」。季節の花々とともに富士山を間近に望める、本栖湖南東の大型庭園です。
リゾート敷地内にはフォトスペースが複数あり、なかでも「幸せの黄色い扉」のオブジェは色鮮やかな花と富士山をドア越しに撮影できる”映え”なスポット。2022年には、園内に関東最大級の英国式庭園「ピーターラビットイングリッシュガーデン」もオープンし、物語にちなんだメニューが揃うカフェや、ショップ、ギャラリーも楽しめるようになりました。
4月中旬~5月下旬までは「富士芝桜まつり」が開催され、多くの観光客でにぎわいます。
約50万株もの芝桜と富士が織りなす、彩り豊かなコントラストは必見。施設の奥にある「富士芝桜展望台」からぜひご覧ください。※冬季休業期間があります。必ず公式サイトの営業予定をご確認ください。
関連サイト https://www.fujimotosuko-resort.jp/ 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212 営業時間 8:00~16:00 ※時期によって前後 アクセス ・中央自動車道富士吉田西桂スマートICから約10分
・東富士五湖道路山中湖ICから約15分駐車場 約1500台(普通車) 駐車料金500円(バイク300円) 入園料 おとな(中学生以上)800円こども(3歳以上)250円 備考 冬季休業期間あり(10月~4月頃)
忍野・富士吉田エリア
山中湖と河口湖の間に位置する、「忍野(おしの)」「富士吉田」エリアにも見どころがたくさん!「これぞ日本」と感じさせる、伝統的な風景をぜひ肌で感じてください。
■新倉山浅間公園(山梨県富士吉田市)
富士吉田エリアでぜひ訪ねておきたいのが、「新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)」です。五重塔「忠霊塔」とともに富士山を望める、山梨ひいては日本屈指のビュースポットです。
この公園は富士吉田の街北部にある新倉山の中腹に位置しており、市街地の向こうに大きな富士を見ることができます。
オススメは「咲くや姫階段」と呼ばれる398段をのぼった先の展望デッキ。特に4月中旬には満開の桜に五重の塔、そして富士山…と絵ハガキのような絶景が心をわしづかみにしてくれます。
まさに日本的な風景を一望できることから、外国人観光客からも人気があります。秋には紅葉も楽しめますよ。
関連サイト https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/info/151 住所 山梨県富士吉田市浅間2-4-1 営業時間 24時間 アクセス <車の場合>
・中央自動車道 富士吉田西桂スマートICから約10分
・東富士五湖道路 山中湖ICから約15分
<電車の場合>
・富士急行線 下吉田駅から徒歩で10分駐車場 普通車約100台(無料)※桜の時期は有料
■忍野八海(山梨県南都留郡忍野村)
富士山の世界文化遺産構成資産にして、国の天然記念物、さらには全国名水百選入りと、あらゆる称号を誇るエリア屈指の名所が「忍野八海(おしのはっかい)」。富士山の伏流水を水源とする8つの湧泉群です。
水車や、かやぶき屋根といった昔の景色とともに眺める富士山は日本的な情緒に溢れ、気分はさながらタイムスリップをしたかのよう。
八海には含まれませんが、ちょうどエリア中央に位置する「中池」からの眺望は風光明媚で一見の価値ありです。実はグルメスポットでもあり、なかでも忍野の名水で打つ「池本茶屋」の蕎麦や、「渡辺食品」の草餅は観光客にも大人気。八海巡りをしつつ、富士ゆかりの洗練された味わいも一緒に堪能してみては。
関連サイト http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lake.html 住所 山梨県南都留郡忍野村忍草 アクセス <車の場合>
・東富士五湖道路 山中湖ICから約10分
・中央自動車道 河口湖ICから約20分
<バスの場合>
・富士急行線 富士山駅から路線バス「内野行き」に乗車
「忍野八海入口」で下車
・富士急行線 富士吉田駅よりふじっ湖号「忍野八海(大橋)」で下車
・中央高速バス 富士五湖方面行きに乗車 「忍野八海」で下車駐車場 付近の有料駐車場をご利用ください。
■二十曲峠展望テラスSORAnoIRO(山梨県南都留郡忍野村)
忍野村の東、山中湖の北に位置する景勝地「二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)」。標高1150m、「富士見百景」にも選ばれたこの場所に、2022年新たな眺望スポットとして誕生したのが「二十曲峠展望テラスSORAnoIRO(そらのいろ)」です。
こちらの展望テラス最大の特徴は、全長50mと横に大きく広がるウッドデッキ。
富士五湖周辺には手狭な展望台が多い中で、ゆったりとお好みの角度から富士山を鑑賞できるのはウォッチャーには嬉しいポイントです。
その上、柵が透明になっている張り出しデッキや、寝転びながら富士見ができるハンモックも整備されており、遊び心も抜群。富士五湖エリアからはやや離れますが、車でのアクセスも良好です。ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
関連サイト https://www.vill.oshino.lg.jp/info/2022091600011/ 住所 山梨県南都留郡忍野村内野 アクセス <車の場合>
東富士五湖道路 山中湖ICから車で約35分
<バスの場合>
富士急行線 富士山駅から富士急山梨バス「天狗社方面」に乗車
「天狗社」で下車後、徒歩で約1時間駐車場 普通車約20台程度(無料)
紹介した富士山の絶景スポットまとめ
今回は、山梨県内の数ある景勝地の中でも、特にオススメな富士五湖周辺の「富士山の絶景スポット20選」をご紹介してきました。
ご紹介したスポットは地図にまとめています。ぜひあわせてご活用ください。
山梨では、いろいろな富士山の楽しみ方ができることが少しでも伝われば嬉しく思います。
※ちなみに、富士山を存分に堪能したあとは、温泉や山梨グルメに癒やされるのも粋ですよ。以下の記事もあわせてご覧ください。
豊かな大自然を感じに、ぜひ山梨へお越しください。
ここ山梨でしか出会えない、色々な富士山があなたを待っています。